脳には意識脳(顕在意識)の情報をRASの設定に従っ検閲された情報だけが無意識脳(潜在意識)
に保存(記憶)させる仕組みになっています。全部の情報を無意識脳に保存する事はできないし、その必要性もありません。脳は自分の生存に必要と思われる重要度と価値観の
基準をRASの検閲の設定にしています。

スコトーマは、このRASの設定外つまり、自分の重要度、価値基準にないものは眼中にない、脳は認識しないということになります。
これが、スコトーマが生まれる理由です。

RASの設定内の情報がコンフォート・ゾーンとなります。

この脳の特性故に、コンフォート・ゾーンの外側の情報は認識できない
つまり、知りたくない、聞きたくない、興味のない情報になります。

でも、自分の夢や願望を叶える情報は通常はコンフォート・ゾーンの外側にあるため
脳はその情報の重要度を認識できないで、見過ごしてしまうということが起こります。

これが、脳の特性ゆえの夢や願望に必要な情報が見えない、聞こえないというパラドクスのせいなのです。

この脳の特性ゆえに、自分にとって本当は必要な情報は見えないし、聞こえないという残念な現実が起こってしまうのです。